2017シーズン J2個人的ベストイレブンを考えてみた(名古屋の選手以外で)
私は名古屋グランパスファンなので、今シーズンはいつも以上にJ2をよく見ました。
ということで、独断と偏見で、今シーズンのJ2ベストイレブンを考えてみました。
選定基準は、ごくごく単純です。
私が「良いなぁ!!」と思ったかどうか。
あとは、私をいい意味で驚かせてくれた選手、です。
名古屋の選手を含めると、名古屋の選手ばかりになってしまうので、今回はそれ以外のチームの選手で探してみました。
それではまずベストイレブン候補の選手ということで、GKから。
【GK】
ベテランの域に入ってきている選手ですが、今シーズンの活躍ぶりは眼を見張るものがありました。
自動昇格の立役者の一人だと勝手に思っています。
それほど今シーズンの増田選手のパフォーマンスは素晴らしかった。
フィードやビルドアップのサポートも良かったと思います。
彼は古くからの知り合い(の知り合い)でもあるので、今シーズンの彼の活躍は自分の事のように嬉しかったです。
学生時代からポテンシャルは抜きん出ていたので、徳島でのパフォーマンスはそれほど驚きではありません。
【CB】
左足の精度は高いが、足が遅い。そんなイメージでしたけど、今年もそんな感じでした。彼から攻撃が始まるというのが水戸のパターンの一つでしたから、そういう意味では良いプレーを随所に見せていただいたかなと思います。
エスナイデル監督の奇抜な戦術のある意味被害者であった彼ですが、シーズン終盤の快進撃を支えた一人だと思います。自分に合う立ち位置を見つけたのかなと思います。昇格プレーオフ準決勝のシモビッチとのマッチアップは記憶に新しいですね。
・平智広(東京ヴェルディ)
182cmの長身を活かしたエアバトルはもちろんですが、ビルドアップでもかなりチームを助けたと思います。3バックを中心にしつつも、可変式なヴェルディの攻撃を陰で支えたのではないかと。ということで個人的には高い評価をしています。
DF枠に入れて良いのかどうか迷いました。。豊田スタジアムでの再戦は、個人的には胸が締め付けられました。
・井筒隆也(徳島ヴォルティス)
精度の高い左足を存分に活かしたプレーで、3バックでも4バックでも順応しました。いい意味での驚きをいただけました。
・冨安健洋(アビスパ福岡)
福岡が生んだ、日本サッカー界の宝になる逸材です。早めに海外に行った方がいいです。
群馬から移籍した今シーズン、絶対的な高さと強さで自陣でのエアバトルに安定感をもたらすとともに、攻撃時においてもセットプレーで脅威となりました。
・鈴木義宜(大分トリニータ)
いやーほんといい選手ですよね。スピード、高さ、カバーリング、ビルドアップ、あらゆる面で能力の高い選手です。J1にそろそろ引き抜かれるかも。。
【SB・WB】
両サイドの低い位置、高い位置、ポジションを問わず高い運動量とキレのいいドリブル、推進力でサイドを活性化させました。来シーズンはJ1かな?
・杉岡大暉(湘南ベルマーレ)
高卒ルーキーでここまでやるかと。CBでもWBでも非常に素晴らしいパフォーマンスを発揮しました。今後の日本を支える人物の一人だと思います。期待値も込めて。
・下川陽太(松本山雅)
来シーズンから正式加入が決まっており、今シーズンは特別指定選手としてプレーした大学4年生です。豊田スタジアムでの試合で、左サイドを切り裂くキレッキレのドリブルとクイックネスに唖然としたのを昨日のことのように覚えています。個人的に来シーズン注目の選手です。
・大本祐槻(FC岐阜)
大卒ルーキーです。持ち前のスピードと縦への推進力で、FC岐阜の快進撃を支えた選手の一人だと思います。
・馬渡和彰(徳島ヴォルティス)
徳島の翼として、良い意味でも悪い意味でも目立った今シーズン。去就が気になるところですが、ポテンシャルの高さを証明した1年だったと思います。
・白井康介(愛媛FC)
昨シーズンまではスーパーサブの位置付けだった印象がある選手ですが、今シーズンは左サイドのスタメンを勝ち取り、持ち前のスピードで相手守備を翻弄していました。名古屋も彼にはやられましたよ。
W杯2度出場経験のある日本を代表するサイドバッカー。今シーズンも高性能のセンタリングとセットプレーで脅威となりました。昇格プレーオフ決勝も怖かったなぁ。。
・翁長聖(V・ファーレン長崎)
大卒ルーキーですけど、この選手も最高でしたね。左サイドを起点にカットインからの右足シュートやアシストを型として持っている選手です。
【中央のMF】
ガンバから期限付きで移籍してきた今シーズン。元々備わっていたポテンシャルに、ロティーナ仕込みの組織守備力が備わり、シーズン途中からアンカーとしてのポジションを確立しました。まだまだ伸びそうな選手です。
昔から好きな選手だったんですが、今シーズンは対戦相手として本当にいやらしい選手だなと再確認しました。攻撃センスが抜群で、アシストやフィニッシュにも絡むことができます。
柏から期限付き移籍で加入してきました。持ち前の左足のキックで攻撃を支えたのはもちろん、チョウ監督によって守備面における意識や能力も向上されたのではないかと思います。
・庄司悦大(FC岐阜)
昨シーズン山口の快進撃を支えたレジスタ。大木監督のパスを大切にするスタイルに合致し、岐阜でも能力を遺憾なく発揮しました。
ご存知シルバやセスクの友達、かつ城後のファンを公言するスペイン人ミッドフィルダー。インサイドハーフとして高い素質を持ち、岐阜の攻撃を活性化させました。非常に良い選手だと思いました。
・小塚和希(レノファ山口)
庄司の後継者となれるか、というシーズンでしたが、監督も変わり、スタイルも大きく違う方向に舵をとる中で、十分にポテンシャルを発揮したのではないかと思います。彼もこのカテゴリーで満足してはいけない選手の一人だと思っています。
・岩尾憲(徳島ヴォルティス)
大好きです。ハリルホジッチ監督の日本代表でも十分に通用すると思います。長谷部の後継者としてどうでしょう??
・前田悠佑(V・ファーレン長崎)
長崎の史上初J1昇格を支えたベテラン。優勝を決めた讃岐戦でのゴールは敵ながら泣きそうになりました。想像できないくらいの期待と不安を背負って、来シーズン戦うのでしょう。
【攻撃的MF、シャドー】
山形から唯一の選出です。シャドーポジションを主戦場としますが、とにかくドリブルがうまい!オフザボールの技術が上がればもっともっと安定して結果を出せる選手になるはずです。
・湯澤洋介(水戸ホーリーホック)
彼もドリブルキレキレ枠です。以上。
元々ポテンシャルは高い選手です。序盤はインサイドハーフのポジションで、作りにも関与した結果、ゴールに遠い位置でのプレーが多い印象でしたが、4バックに変えた後は、持ち味の攻撃力を遺憾なく発揮し、相手にとって怖い選手となっていました。
・中美慶哉(ツエーゲン金沢)
いわゆるナカミーですね。金沢での名古屋戦でもやられましたねぇ。オンザボールオフザボール共にクオリティが高い選手です。
彼を小学生の時から知っています。太郎、良い監督に出会えてよかったね。
でも、君が本当に立たないといけない舞台はJ2のピッチではなく、W杯のピッチだろう?こんなもんではないです。
お恥ずかしながら、正直彼を対戦するまで知らなかったです。愛媛と対戦してびっくりしました。ボールの引き出し方がうまく、ボールタッチが繊細で、ターンもうまい。ピカイチの技術をより結果に結びつけられるかが、今後彼が伸びていくポイントかもしれません。
アビスパからシーズン途中に期限付き移籍。アビスパに最後足りなかったのは彼なんじゃないか?って言うほどの活躍を見せました。来シーズンどこでプレーするんだろうか。
長崎のファンタジスタ。13シーズン以来の長崎でのプレーでしたが、ゲームメイク、チャンスメイクの中心となり、攻撃を牽引しました。ステップアップして欲しい選手の一人です。
お久しぶりです。名古屋ではお世話になりました。
往年のクイックネスは影を潜めつつも、ここぞという時の決定的な技術力、プレーはまだまだ錆びていませんでした。
まだまだやれるということを示すことができたシーズンだったのではないでしょうか。
・ラリベイ(ジェフ千葉)
得点を取るパターンが実に豊富。オフザボールの動きも磨きがかかってきたシーズン終盤の千葉を牽引する選手でした。欲しい。
・イバ(横浜FC)
J2にいないで。誰も止められないよ。
・ケヴィン・オリス(京都サンガFC)
多分チームを変えればもっとやれるよ。
今年大ブレークした選手の一人でしょう。彼も得点パターンが豊富です。去就が注目されます。
J2では無双できるけど、J1だとどうだろう・・・っていう評価をしてます。情緒が不安定すぎます。ワシントン櫛引とのマッチアップは胸熱でした。いい戦いをありがとう。
以上、ベストイレブン候補を挙げてみました。
私の好みが少し垣間見れるのではないでしょうか。
似たような感性をお持ちの方がいれば、是非お話ししてみたいものです。
ということで、このメンバーから、あえて無理やり11人を選びました!
布陣は3-4-2-1で行きました。
あ!!イラスト内で、岩尾が「岩間」になってる!!ミスです。徳島と松本山雅方面の方々申し訳ない。。
うーん、、、好みが出過ぎている気が。。
まぁいいや。
暇つぶしになったならば幸いです。ではまた!